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Q:塗料がいろいろあるならどうやって選べばいいの?
A:目的・予算・塗り替え頻度に合ったものを選ぼう
塗料には種類・グレードの違うものがいろいろあります。
耐用年数と費用のバランスで考えるのがおすすめです。塗料は種類によって「持ち」が違います。例えば今よく使われているシリコン塗料なら約10年。フッ素塗料なら約15年ほど長持ちしますが、その分お値段は高めです。ただし、工事の費用には「足場代」が含まれます。長い目で見ると、何度も塗り替えなくてよいのでおトクという考えもあります。
汚れにくさや断熱性など、機能にも注目してください。
Q:塗り替えのタイミングはいつなの?
A:ひとつの目安は10年に1度
一般的に外壁材は30年~40年もつので、その間3~4回塗り替えが必要です。外壁を触ったときにチョーキング現象が出たら、専門家やリフォーム会社に点検してもらってください。
塗装工事は足場を組む大きな工事です。費用もかかるので計画的な準備が必要です。
いつ塗り替えるのがよいかは、塗料や家の建つ環境によって大きく変わります。塗装に影響が出るのは、日光・雨風・海のそばです。
塗料は耐用年数が5年以下未満のものから20年近いものまでさまざまです。塗り替えてから10年をひとつの目安と考えておくとようでしょう。
塗装は家のレインコート
雨などから守ってくれる塗装は、家にレインコートを着せるようなもの!
古くなったら着替えをさせてあげましょう♪
塗り替えるとこんなにいいこと
①外壁や屋根を守る
②家の寿命が延びる
③家が美しくなる
Q:家の塗装が古くなるとなぜ大変なの?
A:外壁や屋根だけでなく家全体が痛むから
家の塗装が古くなると、塗膜(塗装の表面)が風化して粉のようになります。防水機能が落ちてきたサインです。
他に髪の毛ほどの亀裂(クラック)が入ったり、つなぎ目のシーリングにひびが入ったりするのも塗装が古くなったサインです。そこから雨水がしみこんできてしまいます。雨水が入ると、建物全体に影響を与えます。木造住宅なら木の部分が腐ってきますし、鉄骨住宅なら鉄骨が錆びることもあるのです。
クラックがたくさんあって修理箇所が多い場合は、壁や屋根を重ね張りすることもあります。壁の内部や構造が腐食している住宅では、外壁や屋根を張り替える必要があります。
塗り替えなら、重ね張りや張替えよりもずっと簡単です。費用も少なく済みますし、工期も短く仕上がります。クラックも小さなうちは塗装の前に修理するだけで大丈夫です。
定期的な点検が、家を長持ちさせるコツです。